2018年1月

4

本日は雪の降る中、地元青年有志にて地域の柿剪定をしてきました。
ここ朝倉市杷木は果樹の生産地帯で、特に柿の生産が盛んです。
しかし高齢化などにより年々生産者も減ってきているのも現状です。
高齢やなかなか剪定をできない方々など、地元青年有志にて
お手伝いをしております。今日は10人のメンバーにて約4反の柿畑を剪定してきました。
1月27日、28日に開催されました。九州山口有機農業の祭典に運営側としてまた、いち農家として勉強するために参加しました。小さくて強い農業というテーマで講演がありました。勉強会でも農業の技術や地域や消費者とのつながり、農産物の売り方など様々な内容で勉強になりました。特に久松氏のお話は自分の農業の概念を越え、ぬるい気持ちを引き締められました。
今週はじめ、奈良と和歌山に視察旅行に家族を伴い行ってきました。
奈良は富有柿のふるさとであり、奈良県南部は日本屈指の柿の産地であり、全国で2位の生産量です。
また和歌山県も平地が少なく海が近いので、斜面での果樹栽培が盛んで
北部で柿・ミカン。南部でミカン・梅が栽培されています。
和歌山県は柿生産全国1位、ミカン1位、梅1位の果樹生産でも先進地域です。
ちなみに福岡県は柿の生産量全国3位、梨の生産量全国8位です。

今回の目的は奈良では柿の加工品。剪定の仕立て方の視察。生産・加工品・カフェまで手がけている農家さんの視察。
和歌山ではミカン・梅の加工品。そして農産物での地域おこし。
また、加工品作りの先進的な農家さんに話を聞くことでした。



奈良県の五条、和歌山県の九度山は紀ノ川の周りに少しの平野、そして山。
柿畑が山の上まであり、杷木やうきはの地形や風景と似ていました。
写真は柿の剪定です。かなりの強剪定でした。



途中道の駅などで、販売されている農産物や加工品をチェックしながら移動しました。
写真は九度山の道の駅です。柿の生産地だけあり柿の加工品が多く見受けられました。



和歌山県のミカン農家で生産から加工までまた、販売や地域とのむずびつき、農業の後継者や新規の方々を
育成する仕組みのある農家さんに行ってきました。作業場や加工品を見せていただきお話を聞きました。
規模も大きいく法人化されており加工・作業施設も新しく清潔感があり、大変参考になりました。
写真はその農家さんの加工品のライナップです。多いです。


今回のたびは果樹農家と加工品、カフェ、農家レストラン、農家民泊施設、道の駅など計12ヶ所を中心に見てきました。
収穫の多い旅となりました。今後この視察を活かしていきたいと思います。


あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

今日で「平成29年九州北部豪雨災害」より半年が過ぎました。
振り返れば、災害より片付け、8月に入り収穫・出荷が始まり、時間があっという間に過ぎました。
農作業や収穫に追われ、地域の復旧作業になかなか参加できなかったことが多く、比較的時間が取れる
冬場で何か出来ればと考えております。


私たちの住んでいる東林田地区です。仮設の堤防ができ整地がされております。一見整って見えますが
川は以前と違うところを流れており、宅地より高いところを流れています。
整地されたところは、土砂により2m以上高くなっています。現在、川の流れをどうするかなど話し合いが続いています。


仮設の砂防ダムです。治山工事が終わるまで約10年、ここで上流から流れ出る土砂を食い止めるものです。
ここ赤谷川は国の直轄工事で復旧が早いのですが、担当が県や市になると手付かずのところがまだまだたくさんあります。



私が被災したアパートの上流部分です。ここは市の管轄ですが、まだ手付かずのままです。人の多いところから復旧
するのはわかりますが、復旧の格差が激しいです。

このように、まだまだ始まったばかりで完全復旧まではあと10年はかかるとの説明がありました。
私は農業を切り口に復興をに力を入れたいと思います。


昨年、復興の手助けをしたいと、ふくおか食べる通信さんからお声がけをいただきました。編集長の梶原さんは地元杷木出身。
今回の豪雨災害の復興への足がかりとして、また農家と消費者をつなげたいという想いで、ふくおか食べる通信を発行されました。
創刊号は杷木の柿、秋吉さんを、2号で私たちの梨を取り上げていただいております。

写真は創刊号です。ふくおか食べる通信2号で掲載されます。林農園の成り立ち・歴史。
また、私の父の努力や歩んできた道、そして引き継いだ私のことや想いを書いていただいております。
食材つきのマガジンですのでマガジンと「日迎梨」のセットです。


ふくおか食べる通信HP http://fukuokataberu.com/

申し込みは迫っておりますが1月7日までとなっております。