2017年10月

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10月は心配していました稲刈りや梨の収穫(新高・日迎・新興)、イベントまた、復興に向けて地区での話し合いなどがありました。
災害から収穫と続き、やっと引越しもできそうです。

稲刈りは水がこなかったので収量がどのくらい取れるか不安でしたが、例年の60パーセントの収量がありました。
稲の生命力が強いのもありますが、水を努力して運んだ結果だと思います。新米は11月よりお送りいたします。


稲刈りの後、奥に土砂除去の重機が見えます


仮設の堤防ができ、川を掘って元の高さに戻りました。堆積した土砂が多いのがわかります

山の土砂崩れがあちこちにあり雨が降るたび、ここから土砂が流れ込みます。治山工事と土砂搬出、
土砂を受け止める砂防ダム工事が始まります。この工事だけでも5~10年かかるとのことです。


今年一番大きな新高梨です。1641g、普通サイズは700g程度です。

11月は新興梨の収穫、富有柿之収穫、そして実をつけてくれた木々にお礼の肥料を撒布する予定です。
豪雨災害より3ヶ月が過ぎました。
少しづつですが、復旧に向けて一歩、一歩進んでおります。

梨畑のある松末地区は甚大な被害があり、一部地域では最近になりやっと仮設の道路、電気の復旧が始まりました。集団移転の話や、どう復興するかこれから住民全員で話さなくてはいけません。
この松末地区コミュニティーが4年前から栽培されている、蕎麦の花が満開です。大部分は流されたのですが、私の梨畑の隣に残された蕎麦畑が白く可憐に咲いています。松末地区はこの蕎麦を復興のシンボルとしていますので、私も蕎麦の花を見て頑張ろうという気持ちになりました。

心配していました稲も穂がたれ、いよいよ収穫となります。量はどのくらいになるか分かりませんが収穫できることがとても嬉しいです。


松末地区のシンボル「蕎麦の花」


こうべをたれる稲穂 10月10日に収穫を予定しております。


私たちの地区の状況です。やっと仮設堤防や道路ができました。