平成29年九州北部豪雨災害より半年

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

今日で「平成29年九州北部豪雨災害」より半年が過ぎました。
振り返れば、災害より片付け、8月に入り収穫・出荷が始まり、時間があっという間に過ぎました。
農作業や収穫に追われ、地域の復旧作業になかなか参加できなかったことが多く、比較的時間が取れる
冬場で何か出来ればと考えております。


私たちの住んでいる東林田地区です。仮設の堤防ができ整地がされております。一見整って見えますが
川は以前と違うところを流れており、宅地より高いところを流れています。
整地されたところは、土砂により2m以上高くなっています。現在、川の流れをどうするかなど話し合いが続いています。


仮設の砂防ダムです。治山工事が終わるまで約10年、ここで上流から流れ出る土砂を食い止めるものです。
ここ赤谷川は国の直轄工事で復旧が早いのですが、担当が県や市になると手付かずのところがまだまだたくさんあります。



私が被災したアパートの上流部分です。ここは市の管轄ですが、まだ手付かずのままです。人の多いところから復旧
するのはわかりますが、復旧の格差が激しいです。

このように、まだまだ始まったばかりで完全復旧まではあと10年はかかるとの説明がありました。
私は農業を切り口に復興をに力を入れたいと思います。


昨年、復興の手助けをしたいと、ふくおか食べる通信さんからお声がけをいただきました。編集長の梶原さんは地元杷木出身。
今回の豪雨災害の復興への足がかりとして、また農家と消費者をつなげたいという想いで、ふくおか食べる通信を発行されました。
創刊号は杷木の柿、秋吉さんを、2号で私たちの梨を取り上げていただいております。

写真は創刊号です。ふくおか食べる通信2号で掲載されます。林農園の成り立ち・歴史。
また、私の父の努力や歩んできた道、そして引き継いだ私のことや想いを書いていただいております。
食材つきのマガジンですのでマガジンと「日迎梨」のセットです。


ふくおか食べる通信HP http://fukuokataberu.com/

申し込みは迫っておりますが1月7日までとなっております。