水田:水路崩壊による応急処置

7月5日から赤谷川の大水害により灌漑用水路の取水堰や取水口が完全に無くなり、また、水路自体が複数個所破損し稲生育に必要な水が水田まできておりません。

梅雨も明け、このままだと、数日で稲が枯れてしまいます。水路は当分使用ができないので、直接、川より水をポンプアップし確保しました。高低差もあり、泥水の上、砂がたくさんあるので、ポンプが故障しないように難しい作業となりました。

ホースを買ってきて、繋いだり悪戦苦闘の末3時間の作業でやっと水を送り出すことができました。

この水路流域の田畑の面積は約40ヘクタール、早期の復旧、仮設での水確保が望まれます。



赤谷川から直接水をとります。砂をかまないようにするのが難しいです。
写真のポンプ設置の場所は元々、梨畑があり、土砂で約3m堆積、埋もれています。

田の横は大水害により大きな被害がでており、まだ復旧に取り組みができておりません。

川より田まで、高低差約7m、ホース距離70mです。

10アールの田を潤すのに2時間30分ほどかかります。